【物件成約者インタビュー】
新規開業者の物件探し

このエントリーをはてなブックマークに追加



テナントブックは店舗物件探しにお困りの方へ最適な物件との出会いを提供しております。

大変喜ばしい事に物件の成約数も順調に伸びております。

今回はテナントブックで物件の契約に至った方へ、インタビューを行いました。


新型コロナで早まった起業




――道玄坂の店舗(ケスタ)のご出店までの経緯を教えてください。

2015年にオープンしたOBIETTIVO※が運営する葉山町のレストランで四年弱仕事をしていました。
そこではマネージャー業務をメインとして、オーナーシェフと私の二名でやっていました。

その後独立をしたいと思い、丁度ケスタの店舗が空いたタイミングで社長から「やってみないか」と打診をいただきました。
ケスタは業務委託という形で運営を任されていました。
OBIETTIVOが物件契約をし、私が個人事業主として運営/ロイヤリティを支払う契約でした。

OBIETTIVO
東京、神奈川を中心にイタリアンレストランを五店舗運営。

――次の広尾のお店はご自身でやられるんですか?

そうですね。
自分で出資して、法人を立てて、自分で出店をします。

――では、単純に移転をするわけではなく、赤津様の環境も大きく変わるんですね。

そうですね。
ケスタは道玄坂にありましたが、中心からは外れた南平台に近いビジネスエリアでした。
仕事帰りの方が多かったんですが、コロナのタイミングで一気に減ってしまって。
2020年4月の時点でやめる決断をし、解約が八か月前予告だったので2020年末まで営業を続けてました。

――特にあのエリアは露骨に人が減ってますよね。

そうですね。
なのでお店を閉めることになり、そのタイミングで起業を決意しました。

――起業のきっかけとしてコロナがあったんですね。

本当はケスタをまだしばらく続けてから自分で起業をしようと考えてました。

――では「コロナで起業を考えた」のではなく「コロナで起業が早まった」という形なんですね。

そうですね。

――新しく広尾に店舗を出されますが、業態は以前と同じイタリアンとワインでしょうか?

はい、そうです。
イタリアンとワインのラインナップ豊富に揃えていきたいですね。

――道玄坂の店舗を運営している中で「次の店舗はこうしよう」といった学びはありましたか?

前の店舗は規模が大きめで席数は25席程度でスタッフは私一人でやってました。
メニュー数も絞ってやっていた面があるので、次の店舗は少し規模を小さくし、サービスを手厚くしたいという想いはありますね。

オーナーさん曰く外の席も使ってよいとの事だったので、席も拡張できますが、今は14席で設計しています。
状況的に人を雇うのも厳しいので、落ち着いたら一人雇っていずれは人を増やして違う場所に展開できたら、と思ってます。

――道玄坂でやっていて、次は広尾で店舗を展開するという中で、赤津様のお店の強みはなんでしょうか?

元々シェフなんですが、ソムリエの面もあります。
ワインと料理を合わせて楽しんでいただける提案をできます。
密な提案、細かいところまでできるので。
道玄坂の常連さんも「お任せ」で頼む方がいらっしゃいました。
そこが強みですね。

――お客様からの信頼もあったんですね。

その人の好みがあるので、それに合わせて提案をそれぞれしてました。
一人でやっていた事もあり、たくさんのお客さんを捌くというよりお客様一人一人に合わせてカスタマイズすることが出来ました。



物件探しのポイント





――物件に関してお話を聞かせてください。
物件を探す中での基準や重要なポイントは何でしょうか?


一つは場所ですね。
元々ケスタは渋谷だったので、エリア的に離れていない代官山や渋谷区東、港区で探してました。

もう一つは初期費用ですね。
元々は初期費用を下げられるように居抜きで探してました。
今回はスケルトンで初期費用がかかってしまうんですが、家賃が場所にしては抑えられている点と、15年定借で更新費用を抑えられるためこちらに決めました。

また見に行ってロケーションも良かったのですね。
裏がお寺なんですが、そのお寺さんがオーナーの物件です。
お寺だけに緑が多く非常に静かで気持ちの良い場所なんです。
広尾という土地柄、ある程度落ち着いた方も多いですし。

――確かに以前の店舗の立地と比較すると落ち着いた方は多いですね。
やろうとされている事と、エリアの特性がマッチしたのが決め手でしょうか?


それが一番の決め手ですね。

――今回は2021年1月新築の物件ですが、それは決める要因になりました?

綺麗な事は嬉しいですが、元々それはこだわっていませんでした。
プラスポイントではありますけど。

――たまたま出会った物件が新築だった、ということですね。
初期費用の面で居抜きを探されてましたが、結果としてスケルトン物件の契約をされたのは、予算の兼ね合いがついたからでしょうか?


そうですね。
初期費用は掛かってしまいますが、ランニングコストや規模・単価を計算し、採算が合うと判断しました。

――15年の定借だと更新費用がかからない一方でリスクもあるかと思いますが、どう天秤にかけられたんでしょうか?

前の店も一人でやっていたので、最悪一人でもやっていけるということ。
それと、繰り返しですが採算は取れるということ。
だったら長く続けられるようにと考えました。
オーナーさんも長く続けてほしいという意向があったので。
そこは自分にとってはマイナスではなかったですね。

――オーナーさんの話が上がりましたが、以前別の方にインタビューをした際に「オーナーさんとのコミュニケーション」と重要性を語っていらっしゃいました。
赤津様はどうお考えですか?


道玄坂の店はサブリース会社の物件で、直接オーナーさんとのつながりはありませんでした。
オーナーさんは退店時にお会いしたくらいです。
サブリース会社にはあまりちゃんと対応してもらえていない印象だったので、不満でした。

今回の物件は私以外にも多く申込があり、面接がありました。
すでに二回くらい会ってるんですが、話ができてよかったと思いますね。

――私が昨年痛感したのは「何があるかわからない」ということです。
何かあったとき、ちゃんとコミュニケーションが取れているのかはすごく重要だと感じてます。
ちなみにご自宅はこの辺なんですか?


そうですね。
自宅からお店へのアクセスが便利な場所です。
前は神奈川に住んでたんですが、終電で大変だったのでこちらに引っ越しました。

――その距離でかけられる時間が変わりますよね。

飲食業は基本的に拘束時間が長いので、近場に住んでいた方が良いですね。

――私の母も飲食店で働いてますが、自宅から自転車圏内の店舗です。
どうしても仕込みなどで時間がかかってしまいますからね。


――テナントブックの中にご登録いただいている情報に客単価があります。
以前の店舗は3,000円~5,000円で、今回のご出店に当たっては5,000円~10,000円になってます。
より単価を上げられているのは、先ほどおっしゃっていた「手厚いサービスに」という点であげられたんですか?


そうですね。
それに加え、前のお店はビジネスランチを出しており、それで全体としての単価が下がっていました。
1,000円のランチセット一本だったんですが、広尾はそういうエリアでもないので。
週末のしっかりしたランチ、お酒を飲んでディナーに近い形で食べて頂けるような店舗にしたいです。

――広尾だとオフィスもなくはないですが、渋谷と比較すると難しいですよね

「パパっと食べて」という需要より、ちょっとゆっくりしたい方に向けた方が良いかなと。

いずれ長野で出店をしたい




――今後の展開としてどのようなイメージがありますか?

もう一店舗はやりたいという想いがあります。
曽祖父が長野で昔お店をやっていました。
その場所はあるので、そちらで二店舗目を開けられたらと考えてます。

――曽祖父の方は、ご自身の物件で商いをされてたんですね。

はい、そうです。
長野はワインも食材も色々あるので。
二店舗目はそちらでやりたいですね

――長野が赤津様のルーツでもあるんですか?

私の生まれは千葉ですが、父親は松本市出身なんです。
昔からよく行ってましたが、松本城の近くでお店もできてきている場所です。
コロナがなければ観光客も多い場所なので。
都内と長野の相乗効果を生み出せたらと思ってます。

――長野の食材を東京で活かしたり、色々な展開がありそうですね。



飲食店をホワイトな労働環境にしたい




――お店を広尾でスタートさせる中で、お店を運営していく中での軸はなんでしょうか?

飲食業は基本的にブラックな業態です。
もう少し労働環境、報酬などをホワイトにしたいです。
普通の企業だと入ったら長く勤めるのが昔ながらですが、飲食業は短いスパンで入れ替わっていく。
それより、入ってもらった人と一緒に大きくしていけるような会社にしたいです。
仕込みなど時間かかってしまう部分はありますが、そこを上手くやっていくのが今後の目標です。

――私は労働に対する対価がちゃんとあるかどうか、という事が一番大きいと思います。

激務でもその分サラリーがあればやりがいはあると思います。
お金や得られるものがちゃんとある。
結局ある程度お金がないとやっていけないので、そこをちゃんとできるようにしたいですね。

契約した物件はAIマッチング機能で見つけました




――赤津様はどのサービスで物件を探していました?

テナントブック以外は飲食店.com、居抜き店舗.comを使ってました。
あとは不動産屋さんに何件か行って、直接情報をもらいにいきましたね。

――直接の情報はいかがでしたか?

いくつかいただいたんですが、しっくり来なかったですね。

――テナントブックに関していくつかご質問をさせていただきます。
テナントブックで契約した物件を見つけていただきましたが、どういう方法で見つけました?


酒屋さんからテナントブックを紹介していただきましたが、アプリ内で日々更新される物件を見てました。
広尾の物件はAIマッチング機能で見つけられました。
自分の希望条件に準じた物件が出てきて探しやすかったですね。

希望条件と物件情報をAIがスコアリング。「あなたに合う物件」を見逃しにくくする


――テナントブックで特に便利だった機能は何でしょうか?

マップが出てピンがついて、物件がパッと見れるじゃないですか。
エリアで探していたので、使いやすかったです。
マップで距離感もわかったので。

マップ上に物件が表示されるので、駅からの距離など立地が一目でわかる


――まさにそういう風に使っていただきたくて、頑張って作りました。
住所だけ見ても立地はわからないと思うので、そこの使いやすさは考えましたね。
活用いただいて、感無量です(笑)
逆に不満はありますか?


飲食店で探していたんですが、飲食不可物件が出てきました。
安くていいなと思ったけど不可、というのは不満ですね。

――ありがとうございます。
不動産会社様に登録いただく情報について、私たちの目の通し方が甘かったです。
より正確な情報をご提供できるよう、対応していきます。


――ちなみに、テナントブックを飲食店仲間に勧めたいと思いますか?

スマホがあれば誰でも使えますし、「何を使って物件を探しましたか?」と聞かれたら勧めてますよ。

――めちゃくちゃ嬉しいです!
本日はありがとうございました。
広尾でのご出店、頑張ってください!




テナントブックの過去のインタビュー記事
もうやんカレー株式会社 辻社長インタビュ-
第1回 もうやんカレーが多くのファンを生み出した理由
第2回 物件選びのポイントと看板のテクニック
第3回 この時代のプロモーションと顧客とのコミュニケーション

株式会社全力の元 河方社長インタビュー
第1回 人気ラーメン店社長に聞く社員への想い
第2回 人気ラーメン店社長に聞く物件探し
第3回 人気ラーメン店社長に聞くプロモーション

インタビューしてほしい、あの企業のインタビューを読みたい、この業界のインタビューを読みたい、なんでもOKです。下記メールにご連絡ください。
info@tenantbook.jp

このエントリーをはてなブックマークに追加