キャッシュレス決済ってどうなの?メリット・デメリットを解説


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キャッシュレス決済


街を歩けば、キャッシュレス決済に関するシールやのぼりを目にすることが多くなりました。


知り合いのお店や行きつけのお店が導入していて、「ウチはどうしようかな」であったり「種類がたくさんあって自分のお店に適したものが分からない」なんて方は多いのではないでしょうか。


周りがやっているからではなく、きちんとキャッシュレス決済についての基礎知識を身に着け、メリットやデメリットを理解した上で検討を進めてみましょう。


 


キャッシュレス決済とは?




まず、キャッシュレス決済とは現金を使わない支払いの方法や仕組みのことをいいます。


2019年10月からの消費税増税に伴い、「キャッシュレス・消費者還元事業」が施行され、我々の生活に徐々に浸透しています。交通系電子マネーのSuicaなどが一番身近な例ではないでしょうか。


しかし、それでも日本でのキャッシュレス決済比率は約20%ほどで、主要各国の40~60%の水準と大きく離されてしまっています。


経済産業省は、大阪万博が開かれる2025年にはキャッシュレス決済比率を40%程度にする目標を掲げており、将来的には80%の水準を目指す「キャッシュレス・ビジョン」を策定しました。


国の動きもあることから、これからもキャッシュレス決済はどんどん増加していくと考えられるでしょう。


参考:キャッシュレスの現状および意義(経済産業省)


 


キャッシュレス決済のメリット・デメリット




キャッシュレス決済が増加していくのはお分かり頂けたと思います。


では、導入することであなたのお店にとってどんなメリットやデメリットがあるのかを解説していきます。


スマホ決済


メリット


◆会計をスムーズにできる


現金での支払いの場合は、金額を伝え、金銭を受け取り、お釣りとレシートを渡すという手順が発生します。


対して、キャッシュレス決済は金額を伝えて決済をするだけ。金銭を数えたりお釣りを渡すとなると、どうしても人間はミスをしてしまうものですが、そういった心配もなく、店舗スタッフの負担が軽減します。


会計にかかる時間を短縮できれば、混雑時でもお客様をお待たせすることも少なくなり顧客満足度の向上にもつながるでしょう。


◆金銭・在庫・顧客の管理がしやすい


キャッシュレス決済は、いつ、何が、どれだけ購入されたのかのデータを自動でデータ化することができます。


店舗に来店した方の嗜好や、人気商品の傾向を把握することで、売上アップの糸口を見つけられることもあるでしょう。


現金が少なくなることで、締め作業が楽になったり、防犯効果が高くなることもメリットと言えます。


◆購入機会損失の防止と客層の広がり


キャッシュレス決済が普及していくことと並行して、現金を持たない、あるいは少ししか持たない消費者が増えてくることが予測されます。


つまり、キャッシュレス決済を導入していないことによって、消費者に選ばれない店舗になる可能性があるということです。


消費者が希望する支払方法を準備しておくことで、購入機会損失を防ぐことができるのに加え、これまで獲得できなかった顧客の集客チャンスが増えるでしょう。


また、消費者は手持ちの現金を気にする必要がないため、客単価のアップが見込めることもメリットの1つです。


デメリット


◆会計マニュアルを覚える必要がある


キャッシュレス決済導入となれば、スタッフに操作方法を覚えてもらう必要があります。


マニュアル作成が解決策の一つですが、作成の手間がかかります。


◆現金との二重管理が必要


キャッシュレス決済を導入しても、現金払いがなくなるわけではありません。


現金とキャッシュレスの両方の支払い分をそれぞれ管理する必要があります。


◆災害時に使えない可能性がある


キャッシュレス決済は電気とネット回線を通じて決済を行うため、停電時や通信障害時には利用することができなくなってしまいます。


備えとして、ポータブル電源の用意や別回線への切り替え、現金決済への対応ができるように準備が必要となるでしょう。


 


導入のコスト




キャッシュレス決済のメリット・デメリットが分かったところで、導入におけるコストについて学んでいきましょう。


初期コスト


1.キャッシュレス決済会社への費用:0円~数万円


契約時の初期費用は無料のところが多く、決済用端末価格は会社により様々ですが、有料であってもキャンペーンなどで無料あるいは割引になる会社が増えています。


2.スマホ・タブレット端末:数万円


端末の機種により価格は異なりますが、キャッシュレス決済会社によって対応OSや端末が指定されているため、購入前に確認が必要です。


3.レシートプリンター(必要な場合):数万円


専用のレシートプリンターを設置することで、レシートの発行が可能になります。なお、キャッシュレス決済は消費者がWebなどで明細を確認できるためレシート発行は必須ではありません。


こちらもキャッシュレス決済会社によって対応するプリンターが異なるため、購入前に確認しましょう。





維持コスト


1.決済手数料:3.24~3.95%


決済1回ごとに手数料が発生します。手数料は会社により異なりますが、上記割合で設定している会社が多いです。


例えば、3.24%の場合、1万円の決済があれば324円はキャッシュレス決済会社に支払う手数料となります。


2.ネット通信費:数千円/月


通信会社と回線契約をするか、店舗にWi-Fi回線を設置する必要があります。


3.振込手数料


入金タイミングや振込手数料の有無などでの各社違いがあります。





POSレジごと変えちゃうのもあり




お店の業態や客層によって、導入したい決済手段を考えることが大切です。


店舗にQRコードを設置するだけで簡単に導入できるスマホ決済サービスもありますが、レジごと変えることでクレジットカードや電子マネーなど幅広い決済手段に対応することができたり、あなたのお店の業態にあった機能を利用することができるようになります。


メリット・デメリットや各社の違いを理解し、お店に合ったキャッシュレス決済の導入を検討してみましょう。





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