売上を左右する店舗看板!
設置する際に気をつけたいポイント

飲食店看板画像

飲食店にとって、集客効果を高めるということは売上に直結する重要なポイントです。いくら内装に凝ったりメニューを充実させたりしても、肝心のお客様が来なければ意味がありません。

そこで活躍するのが、道行く人の興味を惹く店舗看板です。高い集客効果を得られるよう、看板を設置する際に気を付けたいポイントについて詳しく解説していきます。

 

店舗で看板を設置する必要性とは?





新規で飲食店を始める場合、存在を知ってもらうためにもまず知名度を高めなければなりません。

お店を見つけてもらえなければお客様が集まらず、利益が得られないため経営も成り立ちません。コストだけがかかり、最終的にはお店を閉めるしかなくなるでしょう。お店の経営が軌道に乗るか否かは、集客力の高さに大きく影響されるのです。

ここで重要な役割を果たすのが、「看板」です。看板は、そのお店がどんなところなのか、お客様に知ってもらうために必要となります。設置するだけでさまざまな情報を発信し、お店の営業をしてくれる重要なアイテムになるのです。

ロゴによってお店の雰囲気をアピールしたり、文字によってお店のこだわりや魅力を伝えたりすることもできます。

看板の設置ひとつでお店の売上が大きく変わるケースもあるため、適当に設置するのはよくありません。お店の売上を伸ばすためにも、魅力的かつインパクトのある看板を設置することが欠かせないのです。

ただ、デザインについて詳しい知識を持っていない場合、どんな看板にすればよいのかわかりにくいですよね。このようなときは、看板業者やデザイン会社などのプロに相談し、お店のコンセプトを簡潔に伝える効果的なデザインを一緒に考えてもらいましょう。

 

いろいろある店舗看板!種類と特徴





ひと口に看板といっても、その種類は実にバリエーションが豊富です。もっともポピュラーな種類としては、スタンド看板や壁面看板、袖看板などが挙げられます。

 

◆スタンド看板


スタンド看板は、地面に直接置くタイプのもので、店舗の外に置かれるケースが多いです。特徴は自由に移動させられる点で、お店の開店と同時に外へ出したり、通行人の目につきやすい場所に動かしたりできます。木製やステンレス製などさまざまな素材があり、比較的リーズナブルな費用で設置できるので多くのお店で利用されています。

 

◆壁面看板


壁面看板は、壁や柱などに埋め込むタイプのものです。金属やアクリルなどでできた板に、文字やイラストをプリントしたり彫刻したりして作られます。地面に置く必要がないため、狭いスペースでも問題なく設置できますし、お店から出し入れする手間もかかりません。

 

◆袖看板


袖看板は、建物の壁から突き出す形で設置するタイプです。高い位置にあるため、たとえ看板のサイズが小さくても目立ちやすいです。平面ではなく立体的に視認でき、遠くの歩行者や車のドライバーにも効果的にアピールできるというメリットもあります。

また、ビルの1階以外にお店がある場合、袖看板の位置でお店の階数を表現できるので非常にわかりやすいです。ただ、空中にせり出しているため破損や汚れなどのリスクには注意が必要です。

 

◆他にもある店舗看板の種類


これら以外にも、注目度抜群の電子看板やネオン看板、オシャレなイメージのテント看板やリーズナブルなのぼりなど、さまざまな種類があります。目的や外観、費用などを総合的に検討し、最適な種類を選ぶようにしましょう。

 

お店のコンセプトが伝わる看板デザインにしよう





看板は集客効果を高めるために設置しますが、「どんなお店か」という点をお客様に伝えることも重要な役割の一つです。

そのためにも、お店のコンセプトや提供する料理のジャンルなどに合ったデザインを選びましょう。看板のデザインとお店の実態がかけ離れていた場合、お客様は「こんなはずじゃなかった」とお店に対してネガティブなイメージを持ってしまうかもしれません。そうなれば、リピーターになってもらうのは難しいでしょう。来店してくれたお客様に満足して帰ってもらい、またこのお店に来たいと思わせることが安定した収益には欠かせないのです。

たとえば、オシャレなイタリアンレストランで気軽に入店してもらいたい場合、スタイリッシュなイメージを持ちつつ欧米では一般的に用いられているアイアン看板がぴったりです。地酒と地産地消がアピールポイントの和食店の場合、親しみやすさと和の雰囲気を感じられる木彫りの看板にするとよいでしょう。

このほかにも、高級感を出したい、大衆的な雰囲気にしたい、親しみやすさを出したいなどお店のコンセプトはさまざまです。まずは自分が望むコンセプトを明確にし、それに合わせたデザインを考えてみましょう。

 

必ず確認しておきたい店舗看板における契約内容





お店を出す建物を自己所有していない場合、テナントとして不動産会社や建物のオーナーから物件を借りなければなりません。この場合、契約内容によって看板の設置に制限がかかるケースもあります。設置できる看板の大きさや種類、数などはもちろん、看板使用料が発生するか否かも変わってくるため注意が必要です。テナントの集客に協力的で、どんな看板も自由に決めてくれというオーナーもいれば、街並みや景観に合うかどうかを重視するオーナーもいます。

また、建物が損傷するのを防ぐために、ビス止め禁止など施工方法を制限される場合もあるでしょう。物件ごとに看板に関する項目は大きく異なるため、事前の確認が欠かせないのです。

いざテナントになってから希望する看板が出せないとわかっても、契約内容に看板に関する事項が明示されていればどうしようもありません。また、賃貸借契約書に看板について何も指定がなかったとしても、勝手に設置するのはオーナーとのトラブルのもとになります。賃貸借契約は安易に解除することができないので、後悔しないためにも契約内容はすみずみまで必ず確認するようにしましょう。

 

屋外広告物条例ガイドラインもしっかり確認





契約前に確認しておきたいポイントに、「屋外広告物条例ガイドライン」も挙げられます。各都道府県では、安全や景観などの観点から、看板の設置に関する独自の条例を定めているところもあります。

たとえば、東京都では看板を設置するには必ず許可が必要です。一度許可を受けた後も、所定の許可期間が経過すれば改めて許可申請を行わなければならないなど、厳しい条例が設けられています。

このような条例は東京都以外の道府県にも存在し、所定のエリアには看板が設置できなかったり、設置できる種類が限られていたりするケースもあります。

また、広告主に安全管理義務が課されたりしている条例も多いです。条例に違反すると、罰金などのペナルティが科される場合もあるため注意しなければなりません。必ず各都道府県のホームページなどを見て、看板設置に関してどんな条例があるか確認しておきましょう。

 

店舗看板の有無で売上が大きく変わる!





飲食店を経営するなら、看板は必ず必要になるアイテムです。

看板が無かったり、どんなお店か伝わらないデザインだったりすると、お客様の興味を惹くことはできません。お客様に入店してもらうためには、お客様の希望を満たせるお店だとアピールする必要があるのです。効果的に集客するためのデザインをしっかり検討し、人目を惹きやすい種類を設置するようにしましょう。

ただし、せっかく効果的な看板が完成しても、あとから物件のオーナーとトラブルになってしまっては大変です。お店の経営に集中するためにも、余計なトラブルは避けなければなりません。

看板に関する項目は賃貸借契約書に明示されているケースも多いので、どんな看板なら設置できるのか事前によく確認しておきましょう。契約書に記載がない場合も勝手に設置するのではなく、一度オーナーや管理会社に問い合わせておくと安心です。